諸行無常

遠方の地で育児家事に追われフルタイム勤務中のワーママです

ワーママの働き方は受け入れられない

本日の記事は「ワーママの働き方は受け入れられない」です。

私が働いている会社は男社会かつ昭和的考え方がいまだ残るところです。

 

先日、ふとした機会に上司から私自身への評価について聞く機会がありました。

上司からの評価は「自分の生活中心の人」でした。

 

ん?と思いました。

自分で言うのもあれですが、勤務態度は真面目・勤務時間も出産前と同じフルタイム。出産前と決定的に変わったことは「残業ができないこと」です。

保育園の送迎があるため、定常的に定時に上がらないといけないからです。

その旨は復帰の際にもその後の会社との面談でも伝えてありました。そして、会社からはその旨を承諾してもらいました。また、法律でも子供が満3歳になるまでは時間外労働免除などもあります。

 

もちろん、仕事を途中にして定時だからあがります!という働き方はしていません。最低限その日にやるべきことは全てこなしてから仕事をあがっています。やるべきことが時間内に終わらない場合は残業もしています。なので厳密には残業時間ゼロではありませんし、定時であがるからと言って誰かに迷惑をかけたというシーンもあまりありません。

 

にもかかわらず、社内で高く評価されるのは個人の能力が高い人ではなく「残業を長時間できる人」でした。

なぜなら、その人がどのぐらい業務をこなしたか量で評価されいるようでした。それにかかった時間は関係なく、量のみの評価となります。

なので、残業できる人はかなり有利になります。

 

正直なんだかなと思います。

ですが、これが今の時代の大多数(と個人的には思いますが)の会社のあり方なんだろうなと思います。

 

たしかに、残業できないことでほかの人に業務負担がいっているとは思いますが、そもそも残業がありきの仕事は正しいのでしょうか。定時で帰ることは悪いことなのでしょうか。私は残業が前提の仕事が間違っている姿と感じるのですが、それに気づくためには自分自身が制限ある仕事の仕方をしていないと気づきません。なので、大多数の方は仕事が終わるまで働くが常識になっていくのだと思います。

 

正直、こんな評価でしたらフルタイムではなく時短をとってぬるぬる働いた方が割に合うなと思います。

ただ、確かに会社では子供がいる人は時短取得が一般的でした。ごく少数ですが、フルタイムで勤務されている方はバリバリ残業して働いている人でした。

なので、のんびり働くか残業まみれで働くか2択だったのかなと思います。私のようにフルタイム残業(ほとんど)ナシは時短をとるべきだったのだと思いますが、後悔はしていません。とりあえず、次回の昇給昇格のタイミングを見てから色々考えたいと思ってます。

 

これから仕事復帰を予定している方の何か参考になれば幸いです。