ワーママの人事評価について
今回はワーママの人事評価について実体験を書いていきたいと思います。
結論から言います。人事評価は下がります。
私が下がった理由は2つあります。
①仕事のブランクと突発休みが増える
②人事評価方法が「仕事量」評価
①仕事のブランクと突発休みが増える
出産育休で仕事を平均して1年前後はお休みするかと思います。そのお休みの間仕事は色々と変わっています。新しいシステムや業務内容などそれらに携わっていた人といなかった人では明らかに業務をこなせる量が変わってくると思います。
そのため、最初は出産前と同じ仕事をしても同じように量がこなせません。「あれはどうなったのか、これはどうなっているのか」等キャッチアップからの開始ですので他の人よりも明らかにスタート時点が不利です。
そして、復帰後は子ども関係(病気、検診、予防接種など)で突発の休みが明らかに増えます。仕事を休んだ翌日は業務のリカバリーから開始するので、ほかの人と比べて量が全くこなせません。
②人事評価方法が「仕事量」評価
人事評価はあくまでも社内で他社との相対評価ですので、自分よりも頑張っている人orできる人がいれば評価は必然と下がります。
下がらないためには他者より自分が頑張っているorできるを仕事で証明しないといけません。
そして、それを証明するのは子どもがいて制限のある仕事(残業ができないなど)しかできない状況下ではかなり困難です。
私が勤めているのは良くも悪くも昔ながらの日本の古い体質が残る会社です。
そんな会社の仕事評価方法は「仕事の量」です。
当たり前ですが、仕事量は労働時間が長ければ増えます。
定時上がりで業務時間でいくら効率的に働いても、ほかの人が毎日2~3時間残業している状況では圧倒的に不利です。というか、仕事量では太刀打ちできません。
人事評価の際はそのような人たちと同じ土俵で評価されます。
その場合どちらが有利なのかは一目瞭然です。
以上の事から、私の個人的なワーママの人事評価は復帰後は下がるor下がりやすいになります。
もちろん、業務時間内の仕事の質評価、あるいはワーママはワーママだけで独自の評価方法をされている企業は違うと思います。
私の会社でワーママで人事評価上がっているor据え置きの方の働き方を見ていると定常的に残業をして仕事の量をこなしている人ばかりです。
その働き方ができるor望んている方もいると思います。
いろんな働き方があると思います。
自分が、キャリア志向なのかプライベート重視なのかどちらを選択するかは個人の理由です。ただ、元々ワーママは人事評価が不利だとは認識しておいた方がいいと思います。
私自身はバランス型(プライベートも仕事もどちらもほどほど頑張りたい)というスタンスで仕事をしています。現在どこが自分にとって仕事と育児の両立でいい落としどころなのか模索中です。